赤水・サビ水は、配管交換のサイン!
赤水・サビ水は、鉄製の配管の表面に発生した赤サビが水に溶け出し、赤く染まった水のことを言います。
配管の赤サビが進むと、サビで配管内はどんどん細くなり、さらに配管自体がどんどんもろくなり、配管が徐々に薄くなっていきます。金属配管は約15〜25年で内側がボロボロになり、配管に穴があいて水漏れが起こったり、配管自体が折れてしまうこともあります。
赤サビは配管の中の目立たない場所で起こるため、多くの方は気が付かずに、対策を後回しにしてしまいがちです。
知らない間に水が漏れて、家の基礎や床板を痛めたり、突然水道料金が上がったりなどの被害を起こす原因になりますので注意が必要です。
赤水・サビ水チェック
「最初は赤い水が出てくるけど、後から透明になるから大丈夫!」と思っている方も多いと思います。しかし、配管内のサビは侵攻し続けています。以下のような症状がある場合、赤サビが発生して配管が腐食している可能性があります。早めの対応をおすすめいたします。
こんな症状は
ありませんか?
- 蛇口からサビ水、赤い水が出る
- 洗面器や便器に水の跡が付く
- 水が不味い、鉄の味がする
- シャワーの勢いが弱くなった
- 水が臭う
- 洗濯物に赤やオレンジの色が付く
- トイレタンクの水が溜まるのに時間がかかる
1995年以前に建てられた家は要注意!
赤サビの心配があるのは、2005年以前に建てられた家。特に、1995年以前の水道管は、鉄製の配管が主流でした。
鉄製の配管は赤サビが発生し配管内が腐食している可能性が高いため、築15年程度での交換をおすすめしております。
2005年以降に普及してきた、赤サビや腐食の心配がない樹脂配管に交換することで、半永久的にきれいな水を使うことができます。
赤サビが水漏れ・つまりの原因に
鉄製の配管の赤サビが進むと、赤サビが水に流れて減るにつれて、鉄管が薄くなり配管自体がどんどんもろくなっていきます。
赤サビが管の外側まで達してしまうと、穴があいて水が吹き出したり、配管が折れたりといった事故がおこる場合もあります。
万が一、通水状態で配管が折れてしまうと、大きな水圧がそのまま吹き出すことになり、部屋が水浸しになるなど、大変な被害になることも……。
また、赤サビが水に流されずに固まって、どんどん大きく成長していき、「錆こぶ(さびこぶ)」といわれる現象を起こす場合もあります。
錆こぶが大きくなって、配管の内部が狭くなると、つまりの原因になってしまったり、雑菌が繁殖したりすることに。
赤水・サビ水が出ているなら、大きな被害を起こす前に、早めの交換をおすすめします。
ボイラー・給湯器、トイレの故障原因に
ボイラー・給湯器の内部にある配管は、もっとも赤サビの影響を受けやすい部分です。配管が錆によって脆くなることで穴が開いたり、赤サビがボイラーのストレーナー(網状の器具)などにつまると、お湯が出なくなるなどの不具合の原因になってしまいます。
また、トイレのボールタップの入り口にあるストレーナーも、赤サビがつまりやすい場所です。
流れが悪くなり、水漏れやつまりなどの不具合を引き起こすことがあります。
赤水・赤サビが健康に及ぼす影響は?
赤サビは、鉄が主成分です。鉄分は、人体にとってなくてはならないミネラルですが、過剰に摂取すれば鉄過剰症を引き起こす危険性があります。
過剰に貯蔵された鉄は肝臓機能の低下を招き、肝硬変や、肝細胞の癌化の原因にも……。
特にアルコールを摂取する方は、鉄過剰症から肝硬変を引き起こしやすいため、注意が必要です。
また、糖尿病を合併したり、皮膚の色素沈着などの症状を発生させたりすることもあります。
赤水・サビ水対策として浄水器などを取り付けても、時間がたつとともに、浄水器内部でサビ詰まりを起こすことが多く、根本的な改善にはなりません。
配管の交換 料金表
配管の修理・交換なら、配管のプロ「1級管工事施工管理技士」による、自社施工の株式会社タイトまでご連絡ください。
錆びた鉄製の配管だけを、新しい物に替える事もできます。
お見積りは無料!他社のお見積りと比較してください。
工事は約1日間で完了します。
外注スタッフを使わない完全自社施工ですので、中間マージンが発生せず、安心の低価格でご提供いたします。
お見積り金額について、きちんとご説明し、ご了承いただいた場合のみ、作業に入ります。
分割払いも承っております。詳しくはご相談ください。
家全体の金属配管の交換 | 400,000円〜 |
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外部から蛇口までの配管交換 | 3,300円〜 |
外部から縁の下までの配管交換 | 30,800円〜 |
※価格は税込です。